交通運輸省は5日、ベトナム航空(VNA)の2020年までの航空機整備計画案をグエン・タン・ズン首相に提出した。このなかで同社は、大型旅客機エアバスA380型機の導入を認可するよう求めた。6日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同省はエアバスA380の導入によりベトナム航空の国際競争力が向上するとして、導入計画に賛同している。さらに同省はVNAに対して、同機を導入するに当たり航空インフラの分析・評価を実施し、実現性を探るよう要求した。
VNAは高い需要が見込まれる北アメリカ行き線に同機を使用する予定。エアバスA380は世界初の総2階建て旅客機で、世界最大クラスの航空機として知られている。