英国に本拠を置くインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)はこのほど、ベトナム企業2社との間でベトナムでの経営拡大に関する提携合意書に調印した。8日付ベトナムプラスが報じた。
合意によると、IHGはラッキースター株式会社とティンブオン株式会社が投資して建設する「ホリデイインリゾート・フーコック」(メコンデルタ地方キエンザン省)と「ホリデイインリゾート・カムラン」(南中部カインホア省)の2か所のリゾートの運営を任される。
「ホリデイインリゾート・フーコック」は2011年8月に着工し、2014年半ばに開業する予定。「ホリデイインリゾート・カムラン」は2011年6月の着工、2013年第3四半期(7~9月)の開業が予定されている。「ホリデイイン」はIHGが展開しているホテルブランドの一つで、このブランド名のホテルやリゾートは全世界に1300か所以上あるという。
IHGはベトナムで、「インターコンチネンタル・ハノイ・ウエストレイク」や「インターコンチネンタル・アシアナ・サイゴン」などのホテルを運営しており、さらなる営業規模の拡大を計画している。