ディエンビエンフー遺跡プロジェクト管理委員会は5日、北部ディエンビエン省ディエンビエン市のD1丘陵広場で、ディエンビエンフー戦勝記念モニュメントの落成式を開催した。
このモニュメントの目玉は花こう岩製の巨大なレリーフで、第1次インドシナ戦争末期に起きた最大の決戦であるディエンビエンフーの戦いの様子を、1953年12月6日に政治局が決戦決行を決めたときから1954年5月7日の総攻撃で勝利を収めたときまでを浮き彫りで表現している。レリーフは横幅58メートル、高さ約10メートルで、国内最大規模だという。