中部高原地方ダクノン省チュジュット郡のドライサップ滝・チンヌー滝観光地区管理委員会は24日、ザーロン滝から上流方向に3キロメートル離れたクロンノ郡ダックソー村内で大洞窟を発見したと発表した。同委員会によると、洞窟の入り口は直径5メートルほどの大きさで、洞窟内は多くの小道に枝分かれしている。洞窟内を3キロメートル奥まで進んだが、出口は発見できなかったという。
地元民はこの洞窟でコウモリを捕獲していることからコウモリ洞窟と呼んでいるが、誰も数百メートル以上先には行ったことがないという。また、この洞窟から10キロメートル離れた場所にも未調査の洞窟があり、2つの洞窟はつながっているのではないかと見られている。同洞窟は中部高原で最長の洞窟である可能性があり、今後観光スポットとして開発されることが期待されている。