ハノイで14日に開かれた心臓病に関する全国会議で、国立心臓病研究所(NCI)のグエン・ラン・ベト所長は、ベトナムには約680万人の高血圧症の患者がいると明らかにした。 ベト所長は「NCIの調査で、高血圧症がどんな病気かやそのリスクについて知らないベトナム人が77%に上ることが分かった。予防法を知らない人も70%いる」と述べた。
統計によると、高血圧症患者の割合は1992年の11.7%から2002年には16.3%に上昇している。患者の割合は都市部で22.7%、農村部で12.43%とおよそ倍の開きがある。
この会議は半年に一度開催され、国内外の医学の専門家が経験や最新の技術について知見を交換している。