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日本サッカー協会(JFA)は10日、元日本代表監督のフランス人サッカー指導者であるフィリップ・トルシエ氏を日本サッカー殿堂に掲額すると発表した。トルシエ氏は現在、U-19ベトナム代表監督を務めており、U-20ワールドカップ出場、そして、将来的なワールドカップ出場を目指してチーム強化を進めている。
トルシエ氏は1998年に日本代表監督に就任。2000年のAFCアジアカップで優勝、2002年のワールドカップ日韓大会では日本代表を史上初のベスト16に導いた。日本時代はU-20や五輪代表の監督も兼任し、1999年のワールドユース(現U-20ワールドカップ)では準優勝の快挙を達成。
トルシエ氏は今回の殿堂入りについて、「このような栄誉にあずかり、非常に驚いているとともに感謝の気持ちを抱いています。日本で働いた経験はとても貴重で、忘れがたいものになっています。日本サッカーの発展の一助になれたことを嬉しく思います」とコメントした。
なお、トルシエ氏は2018年にベトナムのプロサッカー選手養成アカデミー「PVF」のテクニカルダイレクターに就任。翌年9月からはU-19ベトナム代表監督も兼任しており、ベトナムサッカーの未来を担う若手の育成に尽力している。
記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+