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VTVビンディン・ロンアン所属のバレーボールベトナム女子代表チャン・ティ・タイン・トゥイ(21歳)が女子V1リーグのデンソーエアリービーズ(愛知県西尾市)の練習に参加するため、8月13日に日本を訪れた。
当初は、自国開催となったアジアU-23女子選手権2019の終了後、7月末に日本に渡る予定だったが、ビザの問題が発生したため、一旦は話が流れかけた。しかし、デンソーの強い要望により、今回、正式に練習参加が決定。渡航費や滞在中の生活費はデンソー側が負担するとのこと。
トゥイ選手は約1週間の練習参加に先立ち、まずはメディカルチェックを受けた。同選手はVTVカップ2019で足首を負傷しており、万全の状態ではないというが、身長193cm、スパイクの最高到達点320cmという圧倒的な高さはアジアでもトップクラスで、戦力としては申し分ない。
同選手は過去に、タイのバンコクグラスと台湾のアタックラインでもプレーしたことがあり、タイリーグでは優勝も経験。トルコやカザフスタンのクラブからもオファーがあったとされるが、今回は日本での挑戦を選択した。練習参加を経て契約を勝ち取ることが出来れば、Vリーグ初のベトナム人選手となる。