(C) ヤンマー, ベトナム代表練習着イメージ |
ヤンマー株式会社(大阪市北区)は4日、ベトナムサッカー連盟(VFF)との間で、サッカーベトナム代表チームへのスポンサー契約を締結した。契約対象は男子ベトナムA代表及びベトナムU-23代表。
今回のスポンサー契約締結により、ヤンマーは対象試合(ベトナム国内での親善試合)におけるピッチ看板やバックボード、ベトナム代表の練習着(背中)へのロゴ掲出のほか、プロモーション活動などを行っていく。
なお、ベトナム代表及びオリンピック代表監督を兼任する日本人監督、三浦俊也氏率いるベトナム代表チームのFIFAランキングは133位(2015年1月現在)。主な成績は2007年AFCアジアカップベスト16、2008年AFF東南アジア選手権優勝、2014年AFFスズキカップ(Suzuki Cup)4位などとなっている。
ヤンマーは1957年、自社でサッカークラブを創設。現在は香川真司選手をはじめ多くの日本代表選手を輩出しているJリーグ、セレッソ大阪のパートナーカンパニーを務めるほか、英国プレミアリーグ、マンチェスターユナイテッドのグローバルオフィシャルパートナーを務めている。
同社はベトナムで農業や水産業に関する事業を展開しており、2013年3月にはメコンデルタ地方カントー市にベトナム農業研究所として駐在員事務所を設立。2014年8月にはホーチミン市に農業機械の販売・サービスを行う現地法人YANMAR AGRICULTURAL MACHINERY VIETNAM CO.,LTD.を設立した。また現在、同社が長年培ってきた漁船漁業のノウハウをベースとして、南中部沿岸地方の各省でマグロ漁船の近代化プロジェクトにも取り組んでいる。