シンガポールサッカー協会(FAS)の会長が、アセアン諸国による「ワールドカップ2030」の共催権獲得に向けて関連当局と連携していく方針を発表したという報道が出たばかりだが、ベトナムサッカー連盟(VFF)は現時点では共催権獲得は視野に入れていないと発表した。20日付ベトナムプラスが報じた。
VFFは、ワールドカップをアセアン諸国で共催することになれば、競技場の確保を始めとする開催能力及び安全保障等の複雑な問題に直面しなければならないとの見方を示している。
また現在、すでに中国、オーストラリア、インド、アルゼンチン等のその他の国がワールドカップ2030の開催権を獲得するため、詳細な計画を確立しているため、ベトナムを始めとするアセアン諸国の現状から見ればワールドカップの開催については考えが及ばないとした。