年内の施行が予定されている賭博事業に関する規定の草案によると、サッカー賭博事業が試験的に許可される見込み。財政省は現在、同草案の完成に向けて意見聴取を行っている。1日付VNエコノミーが報じた。
草案では、許可の対象となる事業形態として競馬、ドッグレース、およびスポーツ賭博を定めており、まずサッカー賭博事業を試験的に許可するとしている。事業者に関しては、許可された範囲内において政府の厳密な管理のもと事業を行い、賭博参加者の権利を保護することなどが定められている。
また原則として1回の賭け金は最低1万ドン(約41円)とし、総額で1日100万ドン(約4100円)を超えないものとする。配当は、チケット販売の売上に対して65%以上とするよう規定されている。
このほか競馬・ドッグレースに関しては、開催頻度は海外でのレース結果を使用する場合も含め、1か所の競馬場・レース場で週3日以内とすること、事業者は規定に従って競馬場・レース場への投資を完了し、レースに必要な設備を整えること、などが条件として定められている。