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- 「ドレもんからドラえもんへ」特別展覧会
- ハノイのVICASアートスタジオで22日まで
- 92年にベトナムで作品が発売されて30年
文化スポーツ観光省傘下のベトナム国家芸術文化研究所(VICAS)は、キムドン出版社、ランティン・ファウンデーションとの共催で「ドレもんからドラえもんへ:ベトナムにおける猫型ロボットの30年(Tu Doremon toi Doraemon: 30 nam hanh trinh meo may o Viet Nam)」と題する特別展覧会を開催中だ。
会場はVICASアートスタジオ(VICAS Art Studio、32 Hao Nam, quan Dong Da, TP. Ha Noi)、開催期間は9月22日(日)まで。
展覧会は、1992年にベトナムで作品が発売されて以来の発展の経緯を振り返る機会となる。◇「ドレもん」版権のない時期(1992年~)、◇「ドレもん」版権のある時期(1998年~)、◇「ドラえもん」版権のある時期(2010年~)の3期に分けて展示している。各時期の作品のほか、社会意識の変化や国内のマンガ出版業界の発展を理解できる展示内容となっている。
キュレーターのチュー・キム氏は、ドラえもんのベトナムにおける30年余りの行程を理解しながら、入場者が幼少期から現在までを見つめ直す空間を作ったとしている。
展覧会場には、アーティストや研究者、ファンがドレもん・ドラえもんから受けた影響について意見を交わす交流スペースがある。9月22日午前には「ベトナムにおけるマンガ著作権の30年」をテーマに円卓会議が開かれる予定だ。