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- テクノロジーの発展に対し管理業務に遅れ
- オンライン関連の法的文書に多くの不備
- 違反情報の発見・処分強化など実施予定
情報通信省はこのほど、情報通信分野の決議の実施状況報告書を国会議員に送付した。報告は、テクノロジーの急速な発展に対して管理業務が遅れをとっていることから、サイバースペース、とりわけソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が違法行為の温床になっていると指摘している。
情報通信省によると、SNSユーザーの多くがSNSは匿名のため無責任でもよく、取り締まり機関に発見・処分されることを恐れずに自由に発言できると考えている。一方、オンライン上の情報提供と利用を規制する法規文書、特に越境サービスの提供を規制する法的文書に多くの不備があり、実際の発展に追いついていない。
さらに、サイバースペースの情報提供・利用の管理業務を担う組織の人員や施設、ツールのリソースが量的に不足しており、デジタル技術が発展している現在の状況に対応できていないとしている。
情報通信省は今後、◇違反情報の発見と処分の強化、◇技術システムの導入と違反情報の拡散源の迅速な発見、◇ベトナムの慣習に反する内容のチャンネルやファンページなどの阻止・削除の海外プラットフォームへの要求、◇金儲け目的のビデオクリップ制作者の管理強化、◇文化スポーツ観光省との連携による、舞台芸術分野に従事する人々の画像や作品の掲載制限(法律違反がある場合)などを実施する予定だ。