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- 死体から検体を採取して検査中
- トラ20頭、ヒョウ1頭の計21頭が死亡
- 30人が直接・間接接触、健康問題なし
東南部地方ドンナイ省ビエンホア市にあるブオンソアイ観光区で飼育しているトラとヒョウ計21頭が、9月に入ってからこれまでに相次いで死んだことについて、同省家畜獣医支局のグエン・チュオン・ザン支局長は2日、死体から検体を採取して鳥インフルエンザA(H5N1)型に感染しているか検査しているが、結果はまだ出ていないと発表した。
同観光区にはトラ42頭とヒョウ2頭がいたが、9月8日にトラ4頭とヒョウ1頭が突然死したのを皮切りに、動物たちは次々と食欲不振や発熱、歩けなくなるなどの共通の症状を発症した後に死んでいった。これまでに死んだのはトラ20頭、ヒョウ1頭の合わせて21頭に上る。
ビエンホア動物病院の当初の診断では、肺炎による死としていた。一方獣医師によると、死んだトラは腎不全、心不全、急性感染症によるうっ血のため、白血球が急増し、血中クレアチニンが正常の10倍だったという。
死んだ動物たちは冷凍コンテナで保存しているが、コンテナ内の温度が十分下がらないため、悪臭を放ち始めている。同観光区は残っている動物たちを隔離し、飼育エリアの消毒を行った。
ドンナイ省保健局によると、死んだ動物と直接的・間接的に接触した人は30人いるが、今のところ全員通常の健康状態を保っているという。