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- 各国政府がお見舞いメッセージ発出
- オーストラリア政府、300万AUDの援助
- 米国政府、100万USDの支援
ベトナムで台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)による被害が拡大する中、オーストラリア、米国、韓国、日本の政府がお見舞いメッセージを発出し、被災者の支援を開始した。
オーストラリア政府は、第1弾として、人道支援や緊急援助物資を含む300万AUD(約2億8600万円)の援助を提供すると発表した。緊急援助物資の最初のロットを載せた同国軍用機は、11日夜にハノイ市に到着した。緊急援助物資には、個人衛生用品セット、キッチン用品セット、毛布、家屋修理キット、スリーピングマット、防水シート、蚊帳が含まれる。
オーストラリア側はベトナム側の緊急対応活動や救援活動の調整を評価するとともに、被災地の復興でベトナムを支援する用意があると表明した。
また、米国は米国国際開発庁(USAID)を通じて、ベトナムに100万USD(約1億4300万円)の支援を提供すると発表した。
韓国は200万USD(約2億8600万円)の人道援助を提供する。
日本は、国際協力機構(JICA)を通じて、緊急援助物資としてプラスチックシートと浄水器を供与する。至近便でJICAシンガポール倉庫からハノイ市への輸送を調整中だ。
同4か国は、ベトナムの包括的・戦略的パートナー国7か国のうちの4か国。ベトナムは、韓国と2022年、米国と2023年9月、日本と同年11月、オーストラリアとは2024年3月に、包括的・戦略的パートナーシップをそれぞれ構築した。
なお、ASEAN防災人道支援調整センター(AHA センター)は、家庭用品セット2002組、家屋修理キット1008組、キッチン用品セット1015組、個人衛生用品セット3031組を支給する。この緊急援助物資は13日から14日にかけてベトナムに到着する予定だ。