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- 国内初のAI学部、教員7人体制でスタート
- 最先端技術ソリューションの研究開発拠点
- AI研究と人材育成で全国トップ目指す
情報通信省傘下の通信郵便技術学院(PTIT)は8月28日、ベトナムでは初めての人工知能(AI)学部の設置を発表した。準教授のファム・バン・クオン博士を学部長 兼 AI応用部門長に据え、学院内の3つの専門学部から教員6人を異動して総勢7人の体制でスタートする。
AI学部は、AI分野の専門家を育成するだけでなく、最先端技術ソリューションの研究開発拠点として、社会の切実なAI人材需要に応える場所となる。AI分野の人材を直接育成するほか、学院内の他学部でもAI人材の育成をサポートする。
同学院のトゥー・ミン・フオン理事長は「AI学部は今後10年以内に、AI研究と人材育成の質の両方で全国トップになることを目指している。2035年までにAI研究で世界の大学トップ400~450位以内に入るよう努力する」と述べた。
グエン・マイン・フン情報通信相は、ベトナムのAI教育プログラムは応用の促進に重点を置くべきだとし、「PTITはAI応用人材の育成で世界の大学トップ100入りを目標に設定すべき」と注文を付けた。