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- 公園内の大木の枝が約25mの高さから落下
- 運動中の5人に直撃、2人死亡、3人負傷
- 落下した木の枝は全長約10m、周長約1.2m
ホーチミン市1区ベンタイン街区にあるタオダン(Tao Dan)公園で9日午前6時ごろ、公園内に植えられていた大木の枝が約25mの高さから落下し、運動中だった5人に直撃して2人が死亡、3人が負傷した。
死亡したのは、N・T・D・Lさん(女性・70歳)とT・C・Tさん(男性・62歳)。負傷者3人(34歳、62歳、69歳)は、市内の病院に救急搬送され、治療を受けている。
事故発生時は雨も降っておらず、風も吹いていなかった。落下した木の枝は全長約10m、周長約1.2mだという。
タオダン公園は、ホーチミン市建設局傘下の技術インフラ管理センターが管理し、ホーチミン市グリーナリー・パークス(Ho Chi Minh City Greenery Parks)が保守・メンテナンスを担当している。
市当局は犠牲者の遺族と負傷者を慰問し、補助金支給や葬儀の執り行いなど補助措置を実施している。また、市内の樹木について、特に市民が集まる場所での検査を徹底的に実施する。
同事故をめぐり、1区警察は関連機関や目撃者らと協力し、捜査を進めている。