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- 預け荷物の予備バッテリーが爆発
- バッテリーは機内持ち込みのみ可
- 迅速対応でターミナル運営に支障なし
ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国際線ターミナルで31日朝、乗客が受託手荷物として預けようとした荷物の中に入っていた予備バッテリーが爆発するという事故が発生した。
保安検査員が規定に基づいて、手荷物内の予備バッテリーを取り出すよう求めたところ、突然煙を上げて爆発した。タンソンニャット国際空港の代表者によると、発火・爆発の危険性があるバッテリーは機内持ち込みのみが認められており、受託手荷物として預けることはできない。
保安検査員が乗客の受託手荷物の中に予備バッテリーがあるのを発見して、スーツケースから取り出すよう要求。バッテリーは高価なものではなかったため、バッテリーを取り出すと、乗客は機内に持ち込むことなく、その場を後にしたが、しばらくしてバッテリーが爆発した。
幸い大きな火災とはならず、保安検査員が迅速に対処したため、ターミナルの運営に支障が出ることはなかった。同空港では、これまでにも乗客が受託手荷物にバッテリーを入れたまま預けてしまうケースが多数確認されているという。