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- マイソン郡は特に大きな被害、3人死亡
- 河川増水や道路冠水など省内各地で被害
- ソンラ市の多くの道路で深さ1mの冠水確認
台風2号(アジア名:プラピルーン、日本では台風4号)の影響により、西北部地方ソンラ省では24日未明から大雨に伴い土砂崩れが発生し、正午ごろまでに土砂の下敷きとなった3人が死亡、5人が行方不明となっている。
このうち、マイソン郡(huyen Mai Son)は特に大きな被害を受け、死亡者3人、行方不明者4人となっている。残る行方不明者1人はトゥアンチャウ郡(huyen Thuan Chau)で行方が分からなくなっている。
大雨により河川が増水し、吊り橋が流され、道路や住宅区が冠水するなど、省内各地で被害が出ている。省都ソンラ市では多くの道路で深さ1mの冠水が確認されている。
同省当局は人員を動員し、捜索救難や住民の避難、家財移動を支援している。
なお、日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間21日午前10時に南シナ海で発生した台風2号は、23日午後7時までに華南で熱帯低気圧に変わった。