(C) thanhnien |
- 土地収用の立ち退き補償で政策不正利用か
- 書類112件で改ざんや署名の偽造など発見
- 土地利用期間水増しで補償金増やす目的
東南部地方ドンナイ省と同バリア・ブンタウ省を結ぶビエンホア~ブンタウ間高速道路プロジェクトの土地収用に伴う立ち退き補償で政策を不正に利用したとの疑惑が浮上し、ドンナイ省警察は捜査に乗り出した。
ビエンホア市フオックタン街区(phuong Phuoc Tan)人民委員会によると、112件の立ち退き補償申請書類で、改ざんや署名の偽造などの不正の痕跡を発見したという。土地利用期間を水増しするなどして、補償金を増やすことが目的だったとみられる。
ドンナイ省警察は30日、フオックタン街区人民委員会と作業を行い、問題の申請書類を押収した。
なお、ビエンホア~ブンタウ間高速道路(第1期)は全長53.7km。このうち、ドンナイ省の区間は34.2kmで、2つのサブプロジェクトに分けられている。
全長16.0kmのサブプロジェクト1では138ha、全長18.2kmのサブプロジェクト2では177haの土地収用が必要となる。