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- 色鮮やかな絵画やリサイクル素材で装飾
- 歩道橋の供用開始から10年余り
- 水族館がテーマ、観光スポット化に期待
ハノイ市ホアンキエム区のチャンニャットズアット(Tran Nhat Duat)通りにある屋根付き歩道橋が、色鮮やかな絵画やリサイクル素材のインスタレーションで装飾され、近隣住民を喜ばせている。
この歩道橋は供用開始から10年余りが経ち、いくぶん古さを感じさせていたが、フックタン(Phuc Tan)通りやフンフン(Phung Hung)通りなどでパブリックアートプロジェクトに参加してきたアーティストグループが装飾プロジェクトに取り組んだ。
歩道橋は鉄骨鉄筋コンクリート造で、長さ44.6m、幅3m、高さ4.75m。アーティストグループは、ホアンキエム区人民委員会の承認を得て、水族館をテーマにアート作品と照明で装飾を施した。
グループリーダーのグエン・テー・ソンさんは、「水がテーマなので、歩道橋の上を魚が泳ぐ水族館のトンネルに見立てました」と話した。メンバーのレ・ダン・ニンさんは、波が橋の上を走る光のインスタレーションを制作した。地元の小学校の生徒が集めたペットボトルを使ったイカやクラゲなどが屋根から吊るされている。
アーティストグループは、今後この場所がホアンキエム区の観光スポットの一つになればと願っている。