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- 麻薬パーティー摘発、現職警官も逮捕
- 建設界の資産家息子の自宅が会場に
- 現場にいた12人中9人に麻薬陽性反応
北部紅河デルタ地方ハイフォン市警察傘下の麻薬犯罪捜査警察部は4日午後11時半ごろ、ホンバン区トゥオンリー街区にある高級新都市区内の民家で麻薬パーティーを摘発した。逮捕者の中には現職の警察官も含まれていた。
摘発現場には12人(男7人・女5人)がおり、ケタミン0.13gなどの証拠物件が収容された。麻薬検査では、12人中9人に陽性反応が認められた。
警察は初動捜査結果を踏まえ、◇ブー・ホアン・クオン容疑者(男・42歳、同市在住)、◇グエン・ティ・タイン・フエン容疑者(女・38歳、同)、◇ブイ・ティ・ゴック・ビック容疑者(女・36歳、同)の3人を麻薬使用手配の容疑で逮捕した。このうちビック容疑者は、同市警察傘下の消防警察部の警察官。
また、現場に居合わせた者の中には、同市ズオンキン区警察傘下の刑事・経済・麻薬科の警察官であるV・Aさん(女性)もいた。
麻薬パーティーの会場となったのは、建設業界で有名な資産家の息子であるT・V・Tさん(男性・46歳)の自宅。今回逮捕されたフエン容疑者はTさんの妻。同事件をめぐり、警察は裏付け捜査を進めている。
なお、同市警察は現職の警察官2人が麻薬パーティーに参加していたことを重く受け止めており、2人の人民公安としての軍籍を剥奪する手続きを行っている。