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- 3月20日「国際幸福デー」に合わせて発表
- フィンランドが1位維持、日本は51位
- ベトナム、東南アジアで3位
国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network=SDSN)と英オックスフォード大学ウェルビーイング・リサーチ・センター(Wellbeing Research Centre)、米ギャラップ(Gallup)が発表した「2024年世界幸福度報告(World Happiness Report 2024)」によると、ベトナムは世界143か国・地域中54位となり、前年の137か国・地域中65位から11ランク上昇した。
このランキングは、◇1人当たり国内総生産(GDP)、◇社会的支援、◇健康寿命、◇人生の選択の自由度、◇寛容さ・気前の良さ、◇腐敗の認識の6つの要素に基づき、過去3年間(2021~2023年)の平均値をもとに算出されたもの。
同レポートは、2012年の国連総会で3月20日が「国際幸福デー」に制定されたことを受け、国民の幸福度向上を目指すよう各国政府を促す目的で発表されている。
今回のランキングでは、前年と同じくフィンランドが1位を維持した。日本は前回より4ランク後退し、51位だった。
東南アジアの順位を見てみると、シンガポールが最も高い30位。以下、◇フィリピン:53位、◇ベトナム:54位、◇タイ:58位、◇マレーシア:59位、◇インドネシア:80位、◇ラオス:94位、◇ミャンマー:118位、◇カンボジア:119位などが続く。
幸福度ランキングのトップ10およびワースト10は以下の通り。
<トップ10>
1位:フィンランド
2位:デンマーク
3位:アイスランド
4位:スウェーデン
5位:イスラエル
6位:オランダ
7位:ノルウェー
8位:ルクセンブルク
9位:スイス
10位:オーストラリア
<ワースト10>
143位:アフガニスタン
142位:レバノン
141位:レソト
140位:シエラレオネ
139位:コンゴ
138位:ジンバブエ
137位:ボツワナ
136位:マラウイ
135位:エスワティニ
134位:ザンビア