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- ダイヤモンドプリンセス号、3年ぶり寄港
- フエ王宮でツアー客の歓迎セレモニー
- コロナ禍を経てクルーズ船ビジネスは回復
3年前に新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号が10日、3年ぶりに北中部地方トゥアティエン・フエ省のチャンマイ港に寄港した。予定では12月19日と29日にも、3800人(乗客2800人、乗員1000人)を乗せて寄港するとのこと。
ダイヤモンド・プリンセス号は、米国のプリンセス・クルーズ(Princess Cruise)社が運航する5つ星の豪華な外航クルーズ客船。チャンマイ港株式会社やクルーズ船運航各社によると、クルーズ船ビジネスは、コロナ禍を経て力強く回復しており、2023年に同港に入港した外航クルーズ船は24隻で、約2万3000人の外国人観光客がトゥアティエン・フエ省を訪れた。
計画では、同港は年末までにさらに6隻のクルーズ船を迎え入れることになっており、2024年と2025年はさらに数が増えると見込んでいる。
同省観光局は10日、フエ遺跡保存センターと協力して、クラスター発生から3年ぶりにフエに寄港したダイヤモンド・プリンセス号を歓迎するイベントを開催。フエ王宮の正門「午門(Ngo Mon)」前で宮廷音楽を演奏して約300人のツアー客を歓迎した。