(C)vietnamnet 写真の拡大. |
- ホーチミンで11歳少年が自殺未遂
- 学校クラスでの泥棒疑惑が原因
- 意識回復して治療を継続中
ホーチミン市小児病院(ビンチャイン郡)は7日、自宅で首を吊って自殺未遂を図った11歳の少年(同郡在住)を受け入れて、治療を続けていることを明らかにした。少年は搬送時に意識不明だったが、現在は意識が回復しているという。
この少年N・Q・T君は、学校のクラスで友人のお金を盗んだと疑われた。これにショックを受けたT君は、登校を拒否して自室ドアに鍵をかけると、首を吊って自殺を図った。T君がなかなか部屋を出てこないことを不審に思った家族が鍵を壊して部屋に入り、ぐったりしたT君を発見。
T君は自宅近くにある診療所で応急処置を施された後、ホーチミン市小児病院に転送された。チアノーゼを発症し、呼吸不全、意識不明、脳損傷という危険な状態で緊急搬送されたT君だったが、10日近くの治療を経て容態が徐々に改善。現在は意識も回復し、人工呼吸器も外された。今後は神経内科でさらなる治療と心理カウンセリングを受けるという。