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- ホーチミンで9345件の刑事事件摘発
- 客室乗務員の違法薬物密輸で235人起訴
- その他注目事件に資産強奪や贈収賄も
ホーチミン市人民検察院のグエン・ドゥック・タイ検事総長が6日に開催された同市人民評議会の会議で報告したところによると、同市の捜査機関は年初からこれまでに9345件の刑事事件を摘発し、9831人の容疑者を起訴した。
摘発された刑事事件の数は前年同期比+1748件増加し、起訴された容疑者の数は同+2967人増加した。
3月中旬にフランス・パリ発ホーチミン行きのベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)VN10便の客室乗務員4人が違法薬物を持ち込んだ事件は、これまでに複数の刑事事件に分けて立件され、関与したとみられる235人の容疑者が起訴された。
容疑者らは、違法薬物の密売・密輸・違法所持、犯罪隠蔽、犯人蔵匿の容疑で捜査を受けている。
なお、このほかの注目すべき事件として、ベトナム最大規模の質屋チェーン「F88」のホーチミン市ゴーバップ区にある本社と支店で発生した資産強奪事件や、複数の車検センターでの贈収賄事件などが挙げられる。車検センターでの違反事件では、169人の容疑者が贈収賄容疑、違法な目的で使用されるソフトウェアの製造・購入・販売容疑で起訴されている。