(C) nguoiduatin 写真の拡大. |
ホーチミン市では、警察がアルコール濃度を測る呼気検査を厳しく実施するようになってから、仕事帰りや週末に飲み屋に立ち寄る人が大幅に減って、多くの店で閑古鳥が鳴いている。
市内のファムバンドン通りは飲み屋通りとして知られている。週末の午後8時は本来なら最も混雑する時間帯だが、テーブルの客は数えるほどしかいない。ある店では日曜日の夜の客の数が、以前に比べ約70%減少した。店主らは、景気の低迷もあるが、アルコール濃度の呼気検査の影響が大きいと話した。
ファムバンドン通りはゴーバップ区とビンタイン区、ホーチミン市直轄トゥードゥック市を貫く幹線道路で、飲み屋やレストランが軒を連ねている。状況はどこも似たようなもので、客足は50~70%減少している。
店側は販促キャンペーンや、飲んだ後はタクシーやバイクタクシーで帰宅してもらい客のバイクを1晩無料で預かるサービスを打ち出しているが、ほとんど効果はないという。各店はクリスマスの飾りつけをして、客足が戻るのを首を長くして待っている。