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東南部地方ドンナイ省ロンタイン郡で建設中のロンタイン国際空港投資案件に関連し、土地収用・立ち退き補償に携わる地元当局の幹部2人が緊急逮捕された。同省警察が1日に明らかにした。
立ち退き住民向け制度を不正に利用したとして逮捕されたのは、ロンタイン郡土地開発センター幹部のグエン・ベト・マイン容疑者(男)と、同郡ビンソン村(xa Binh Son)人民委員会幹部のグエン・タン・ビエン容疑者(男)の2人。
容疑者2人は、立ち退き住民から賄賂を受け取り、立ち退き住民向けの分譲地を違法に割り当てることを約束したとされる。2人は収賄容疑、または詐欺・資産横領容疑で起訴される可能性がある。
このほか、幹部と立ち退き住民との間の仲介役を務めた女1人も逮捕され、捜査を受けている。
なお、同空港案件の立ち退き住民向け再定住区は面積282haで、分譲地7000区画以上を配置する。このうち4261区画が要件を満たした立ち退き住民に割り当てられた。