(C) tuoitre 写真の拡大. |
保健当局は25日、エムポックス(サル痘)の感染者2人を確認したと明らかにした。
ベトナム国内では、2022年10月にドバイから帰国した2人がエムポックスに感染していることが確認された。今回、国内では約11か月ぶりに感染者が確認されたことになり、2人は国内で3人目と4人目の感染者となる。
国内3人目の感染者は東南部地方ドンナイ省スアンロック郡在住のL・V・Tさん(男性)。Tさんはホーチミン市で働いており、直近の海外渡航歴はない。
Tさんは22日、発熱や発汗、性器の発疹などの症状が現れ、ホーチミン市の病院を受診した。検査の結果、エムポックスウイルスに感染していることが確認されたため、現在は隔離されて治療を受けている。
保健当局は、Tさんと濃厚接触があった8人を特定し、21日間の自己健康観察措置を適用している。このうち、Tさんの友人で東南部地方ビンズオン省在住のN・K・Lさんもエムポックスに感染していることが確認され、国内4人目の感染者となった。