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ホーチミン市交通運輸局は8日、ニャーベー郡レバンルオン(Le Van Luong)通りにある新ロンキエン橋の開通式を開催した。これにより、レバンルオン通りを通じた南部メコンデルタ地方ロンアン省との接続性・利便性が大きく向上した。
新ロンキエン橋は全長317m、幅15m、取り付け道路は全長661m。フオックキエン河に架かる同橋は、同郡フオックキエン村(xa Phuoc Kien)と同郡ニョンドゥック村(xa Nhon Duc)を結ぶもの。
同橋の投資総額は5890億VND(約36億円)で、地方予算で賄った。このうち、立ち退き補償の費用が3250億VND(約20億円)で、残りは建設費などだった。
新ロンキエン橋は、老朽化が進んで何度も崩落したことがある旧ロンキエン橋に置き換わるもの。建設が計画されたのは2001年だったが、資金確保や土地収用が難航したため、開通まで22年を要した。
同橋は2018年にようやく着工。途中で工事の一時停止もあり、2022年9月に工事が再開され、約1年後に完成した。