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シンガポールの市場調査会社DataReportalが先般発表した主要ソーシャルメディア6種(Facebook、Instagram、TikTok、WhatsApp、Twitter、Youtube)のユーザー数に関するレポートによると、2023年5月末時点で、ベトナムのFacebookユーザーの数は6620万人となり、世界で7番目の多さだった。
2023年5月末時点における世界のFacebookユーザー数は29億9000万人で、世界最大のソーシャルメディアとなっている。国別で最もユーザーが多いのは、インドの3億1460万人。以下、米国(1億7500万人)、インドネシア(1億1990万人)などと続いた。ベトナムは6620万人で世界7番手。
同期における世界のTikTokユーザー数(18歳以上)は11億人余りで、主要ソーシャルメディア6種の中では最もユーザー数が少ない。国別で最もユーザーが多いのは、米国の1億1650万人。情報漏洩の懸念から、使用規制の動きが進んでいるにもかかわらず、米国では依然としてユーザーが多かった。以下、インドネシア(1億1300万人)、ブラジル(8410万人)などとなった。ベトナムは5060万人で世界6番手。なお、かつて多くのユーザーがいたインドは、2021年1月に中国製アプリの利用が禁止されたことで、ユーザー数を大きく減らしている。
また、同期における世界のYoutubeユーザー数は25億人余りで、世界で2番目のソーシャルメディアとなっている。国別で最もユーザーが多いのは、インドの4億6700万人。以下、米国(2億4600万人)、ブラジル(1億4200万人)、インドネシア(1億3900万人)などと続いた。ベトナムのユーザー数は約6300万人で世界9番手だった。
一方、Instagram、WhatsApp、Twitterはベトナムではあまり普及しておらず、ユーザー数が世界トップ10に入ることはなかった。