(C)Dan Viet 写真の拡大. |
北中部地方クアンチ省教育訓練局のレ・ティ・フオン局長は2日朝、数学の試験日に交通事故に遭って足を骨折した受験生が地元警察の立会いのもと、個室で試験を受けたと発表した。
同省ドンハー市にあるグエンフエ中学校に通うブイ・ファン・ドゥック・ティエン君は2日朝、高校受験の試験会場であるチュエンレクイドン高校に向かう途中で交通事故に遭った。この日は数学のテストが行われる予定だった。
この事故でティエン君は右脚を骨折したが、受験を強く希望。保護者も彼の意思を尊重し、試験委員会に対して便宜を図るよう要請した。委員会はこれに同意し、ティエン君の受験を認めて、受験生を運ぶための救急車を手配。
ティエン君は病院で治療を受けた後、地元警察や保健当局の職員立会いのもと、個室で受験に臨み、無事にテストを終えることができた。