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ホーチミン市直轄トゥードゥック市食品安全当局は、地域でボツリヌス菌による食中毒が発生したとして、市民に注意を呼びかけている。
13日から同市では、行商が販売したものと見られる、製造元の明らかでない食品を摂取したことによるボツリヌス菌による食中毒が複数発生している。
14日、ホーチミン市第2小児病院は、ボツリヌス食中毒が疑われる子供3人(兄弟)を受け入れた。家族によると、3人は腐敗していた可能性がある製造元の不明なベトナムハム(チャールア=Cha lua)を食べた後に、めまい、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が現れた。その後20日にも、複数の病院で新たに3例のボツリヌス食中毒が確認された。いずれもトゥードゥック市で発生しており、うち2例がチャールア入りバインミーを摂取していた。
トゥードゥック市食品安全当局は市民に対し、チャールアやバインミーを食べる際にはよく注意し、品質に異常を感じたら直ちに摂取をやめ、健康に問題が見られた場合には、できるだけ早く病院を受診するよう呼びかけている。