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韓国の中堅財閥LSグループはこのほど、貧困問題の解決などに取り組む韓国の社団法人コピオン(Copion=Cooperation & Participation In Overseas NGOs)と共に、ハノイ市に教育・文化施設「LSドリームセンター」を開設したと発表した。
同センターは韓国人とベトナム人夫婦の家庭を対象に、女性の就業や子どもの教育を支援する施設だ。
建物は地上4階建てで、内部には教育プログラムを行う6部屋を備える。ここで「自立力を強化する教育」(コンピュータや韓国語、料理、ネイルアート)、「家庭相談および親のための教育」(子どものケアや心理カウンセリングなど)、「子どもの教育」(韓国語、文化体験、読書)といった教育を実施する。
韓国ベトナム家族協会の資料によると、ベトナムに居住する韓国人とベトナム人夫婦の家族は、2016年の約500世帯から2022年には約2200世帯へと4倍以上に増加した。これと共に、こうした家族への教育・福祉などが課題として浮上しているという。
これに対しLSグループは、韓国人とベトナム人家庭に関する社会的問題の解決支援を決定。今回の同センター開設に至った。