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ホーチミン市1区にあるベンタイン市場は、劣化した外壁の塗り替えが行われることになった。
同市1区人民委員会の計画によると、カラーは現在と同じクリーム色で、ノルウェーの塗料メーカーであるJotunの色見本で1154番(オールドクリーム)がメインとなる。
これに先立つ2022年、同市人民委員会は、地場建築設計会社のTAランドスケープ(TA Landscape)が提出したベンタイン市場の改修案を承認した。同社は市場の屋根を断熱タイルで葺き直すことや、内部の換気を確保するために換気ドアを再設計すること、またレンガを交換することなどを提案していたが、現在のところ改修はまだ実施されていない。
ベンタイン市場は敷地面積1万3056m2で、1912年から1914年3月末にかけて建造され、今日に至るまで100年以上の歴史を有する。1985年には改修が行われた。同市場は商売の場所としてだけでなく、歴史的・文化的にも評価される同市のシンボルとなっており、地元民から国内外の旅行者まで多くの人々が買い物や観光に訪れる。