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ホーチミン市ゴーバップ区にある私立ヘルマン・グマイナー(Hermann Gmeiner)小中高一貫校で12日、電子たばこを隠し持っていると疑われた男子高校生8人が、風紀指導担当の教師から身体検査のために、服を脱ぐよう求められていたことが分かった。
男子高校生8人(高校1年生と2年生)は以前、学校に電子たばこを複数回にわたり持ち込んでいたのが確認されていた。他の生徒からの知らせを受け、体育教師で風紀指導担当の若手教師(男性・24歳)が8人を生徒指導室に呼び出した。
持ち物検査の結果、電子たばこが発見されなかったため、担当教師は風紀委員の生徒と協力して8人の身体検査を行った。その際、8人は服(下着を除く)を脱ぐよう命じられたという。
この出来事が報じられると、行き過ぎた風紀指導が批判の的となった。問題を起こした教師は、翌13日に行われた学校上層部との会合で自分の間違いを認めて深く反省し、辞任した。一方、脱衣を命じられた男子生徒らも学校側に謝罪するとともに、風紀指導担当教師の復職を希望した。