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シンガポール系配車アプリ大手グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、同社のアプリに表示される地図の一部の地名が中国語表記になっていた件について、地図を修正するとともに、ユーザーに謝罪した。
11日までに大部分を修正しており、12日中にすべての作業が完了する見通し。
これに先立ち、グラブの地図に表示されるチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)のエリアの地名が、一部はベトナム語で、一部は中国語と英語で表示されていた。
さらに、地図ではチュオンサ諸島のチュータップ岩礁(英名:ファイアリー・クロス礁、中国名:永暑礁)が、中国の海南省三沙市の「南沙区」に含まれて表示されていた。
グラブは今回の件について「意見を真摯に受け止め、心から謝罪する。グラブベトナムは関連する法律の遵守を約束するとともに、要求を受けた場合は当局に協力する」とコメントした。