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ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン副報道官は6日に開かれた定例記者会見で、台湾沖および海岸でベトナム人とみられる複数の遺体が見つかった件について最新情報を発表した。現在、DNA鑑定を含む遺体の身元確認を急いでいるという。
これに先立ち台湾内政部は3月末、2月中旬以降、海上に浮かぶ20の遺体を発見し、このうち16人の身元が判明したと発表。台湾当局によると、身元が分かった遺体のうち7人がベトナム人、9人が台湾人とされている。
副報道官は、外務省の指示のもと、領事局と在台北ベトナム経済文化事務所が台湾当局と緊密に連携を取りながら、犠牲者の身元確認および死亡後の手続きを進めていると述べた。
また外務省は、人身売買や違法な移住、密入国などによる事件や事故に巻き込まれるケースを防ぐべく、国内の関連機関と協力して、合法かつ安全な移住について国民の理解を促進させる方針を示した。