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国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network=SDSN)とコロンビア大学地球研究所が発表した「2023年世界幸福度報告(World Happiness Report 2023)」によると、ベトナムは世界137か国・地域中65位となり、前年の146か国・地域中77位から12ランク上昇した。
このランキングは、◇1人当たり国内総生産(GDP)、◇社会的支援、◇健康寿命、◇人生の選択の自由度、◇寛容さ・気前の良さ、◇腐敗の認識の6つの要素に基づき、過去3年間(2020~2022年)の平均値をもとに算出されたもの。
同レポートは、2012年の国連総会で3月20日が「国際幸福デー」に制定されたことを受け、国民の幸福度向上を目指すよう各国政府を促す目的で発表されている。
今回のランキングでは、前年と同じくフィンランドが1位を維持した。日本は前回より7ランク上昇し、47位だった。
東南アジアの順位を見てみると、シンガポールが最も高い25位。以下、◇マレーシア:55位、◇タイ:60位、◇ベトナム:65位、◇フィリピン:76位、◇インドネシア:84位、◇ラオス:89位、◇カンボジア:115位、◇ミャンマー:117位などが続く。
幸福度ランキングのトップ10およびワースト10は以下の通り。
<トップ10>
1位:フィンランド
2位:デンマーク
3位:アイスランド
4位:イスラエル
5位:オランダ
6位:スウェーデン
7位:ノルウェー
8位:スイス
9位:ルクセンブルク
10位:ニュージーランド
<ワースト10>
137位:アフガニスタン
136位:レバノン
135位:シエラレオネ
134位:ジンバブエ
133位:コンゴ
132位:ボツワナ
131位:マラウイ
130位:コモロ
129位:タンザニア
128位:ザンビア