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ホーチミン市資源環境局が16日に開かれた会合で明らかにしたところによると、2023年3月現在、市内には約255か所の公衆トイレがあり、主に5区に集中している(38か所)。
一方、中心業務地区(CBD)である1区と3区の公衆トイレの数はそれぞれ10か所、18か所に留まっている。公衆トイレの不足により、路上など公共の場での排尿・排便が日常的に行われているのが現状だ。
公共の場の衛生ルールに違反した排泄行為について、2022年に3257件の違反が発見され、このうち2726件で違反者に対し、計16億VND(約900万円)の罰金が科された。
同局は公共の場での排泄撲滅に向けた解決策として、公衆トイレの増設を強化すると共に、ガソリンスタンドやスーパー、商業施設、レストラン、飲食店などの運営業者に対し、施設のサービス利用者だけでなく、他の来客にもトイレを利用させるよう呼び掛けていく方針。