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南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック市(島)人民委員会のフイン・クアン・フン主席は、ズオンドン市場に立って旅のお金を恵んでもらう行為をする外国人男性3人について、存在を把握し、解決方法を模索していることを明らかにした。
「こんにちは、ロシアから来ました。この5年、お金を持たずに旅行しています。私たちの旅を支援してください」とベトナム語で記した段ボール箱の切れ端を持ち、お金を恵んでもらう光景を撮影した動画がSNSに投稿されており、お金を渡す市民も多く、なかにはかなりの高額紙幣を財布から出す人もいる。3人は、お金を受け取ると、感謝の言葉を口にしたうえで、ポケットにしまうという。
しかしながらSNS上には、彼らのような旅行者の行為に首を傾げる意見も多い。またフーコック市の担当者は、公共の場所での物乞い行為はどのような理由であれ受け入れがたい、とコメントしている。
なお、フーコック島でこのような行為が見られたのはこれが初めてではなく、2019年にもロシア人女性が無銭旅行のために座禅を組んで、お金を恵んでもらっていたことがある。