(C) thanhnien 写真の拡大. |
台湾メディアによると、台湾・桃園市の某科学技術大学に在学中のベトナム人留学生の女性12人が、学生寮から突然姿を消していたことが分かった。
大学から通報を受けて台湾警察は捜査に乗り出し、12人中3人を台北市中山区にある売春施設で発見・救出した。警察は引き続き、同じく売春ルートに巻き込まれたとみられる残りの9人の行方を追っている。
救出された3人は警察の事情聴取で、性的人身売買組織に巻き込まれる前、人身売買業者に「洗脳」されたと証言している。
台湾では近年、性的人身売買組織が「台湾の大学への留学を支援する」と謳って東南アジアの若い女性を募り、台湾入国後にマッサージ施設や賃貸住宅などに連れ込んで売春婦として働かせるという留学詐欺が横行している。