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南中部沿岸地方ダナン市のあるカフェが14日、店のフェイスブック(Facebook)に「12歳未満のお子様の入店はお断りします」とのお知らせを掲載した。店側は理由として、子ども向けのプレイルームがないこと、子どもの叫び声や泣き声が他の客の妨げになること、店は子どもを預かる場所ではないことなどを挙げている。
これに対し、インターネット上では賛否両論の意見が寄せられている。東南部地方ビンズオン省トゥーザウモット市でカフェの店員として働いているティンさんは好意的だ。自分の働くカフェでも、子どもが騒いで他の客に迷惑をかけている場合が少なくないという。
一方、ホーチミン市の大学生クインさんは、こうした制限には反対の立場だ。場合によって個別に対応するべきで、子ども連れの客を一律に追い返すようなやり方はすべきでないとしている。
KASトレーニング&コーチングスクールのホー・ミン・チン校長はこの問題について、「店側は宣伝を意図してお知らせを掲載したのではないと思うが、結果的に多くの人の関心を集めている。一部の客は不快に感じ、競合店には攻撃材料を与えることになる。しかしこのために失う客は少なく、好奇心や静かなカフェを求めて訪れる客の方が多いことは確かだろう」との見解を示している。