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インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)が先般発表したところによると、アジアとヨーロッパを結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・アフリカ・ユーロ1(AAE-1)」で11月末からトラブルが発生しており、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに影響が出ている。
トラブルが発生しているのは中国・香港海域のS1H支線。復旧スケジュールがまだ策定されておらず、回復の見通しは立っていない。
また、シンガポールと中国・香港への接続において6月からトラブルが発生していた「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」については、香港に接続するS1H支線の復旧作業が完了し、S1L支線の復旧作業も8日に完了する見通し。一方、シンガポールに接続する支線のトラブルについては復旧スケジュールがまだ策定されていない。
ベトナムと海外のインターネットアクセスを結ぶ海底ケーブル5本のうち、5月11日から6月22日までに「AAG」、「AAE-1」、「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」の3本に相次いでトラブルが発生した。
「AAE-1」と「AAG」 は、「APG」、「イントラアジア(IA)」、「シー・ミー・ウィー3(SEA-ME-WE3=SMW3)」の3本と共に、ベトナムから海外へのインターネット接続容量のほとんどを占めている。