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トー・ラム公安相が8日に国会で報告したところによると、公安省は2021年10月1日から2022年9月30日までの1年間に5117件の経済管理関連の違反事件と523件の汚職事件を摘発した。件数は経済管理関連の違反事件が前年比▲36.7%減、汚職事件は同+41.0%増だった。
このうち2390件が既に起訴され、容疑者4135人が捜査を受けている。経済管理関連の違反事件では、証券市場(株価操作や架空増資)や違法社債発行、医療分野の購買調達(医療機器などの価格水増し)などに関連する事件が急増したことが特に目立った。
また、同期間に摘発された社会秩序に関連する犯罪は3万5438件で、その一部として高利貸しのヤミ金融を手掛ける809の犯罪組織が一掃された。
ラム公安相は、犯罪告発の解決率が目標に達していないと報告し、犯罪防止の成果はまだ十分でないと評価した。 なお、犯罪捜査や拘置所、刑務所における違反も依然として発生しているという。