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北部紅河デルタ地方ハイフォン市人民委員会は21日、市内の通りや公共施設の情報をQRコードで検索できるシステムの導入に関する計画を発表した。
これは、同市のデジタルトランスフォーメーション(DX)ロードマップの計画の一環。同市の観光の見どころを創出するとともに、市民や国内外の観光客が通りの規模や地元の伝統、さらにハイフォン市、ひいてはベトナムの発展に関わった人物や観光名所、遺跡などに対する理解を深める機会になると期待されている。
計画によると、市内15区・郡のうち14区・郡にある450の通りや公共施設の2800枚の標識にQRコードを設置する。
2期に分けて実施し、2022年に展開する第1期では市内450の通りや公共施設の名称に関連する人物の略歴や名称の由来、価値、意味などの情報を収集・編集する。その後、各情報をQRコード化し、11月中をめどに印刷したQRコードを標識に貼り付ける。
2023~2025年に展開する第2期では、第1期の状況や需要に応じて情報を更新・補足する。
その後、同市は市内の残りの全ての通りや公共施設についても同様にQRコードを設置し、さらに英語や中国語、日本語、韓国語にも対応できるようにする計画だ。