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19日正午ごろ、ハノイ市バーディン区ディエンビエンフー街区にあるチャンフー(Tran Phu)通りとリーナムデー(Ly Nam De)通りの交差点で列車と韓国人観光客の接触事故が発生した。この地区は、観光客に人気の「線路沿いカフェ」があるエリアとして知られている。
「線路沿いカフェ」は、バーディン区ディエンビエンフー街区とホアンキエム区のバンボン街区とクアナム街区の3つの街区を通過する全長数百mの線路の脇で営業していたが、写真を撮るために、線路内に立ち入る観光客が非常に多かったことから、ホアンキエム区人民委員会は先日、鉄道制限区域に面するすべての店舗の営業許可証を取り消し、「線路沿いカフェ」を封鎖した。
事故発生時、係員がバリケードを設けて警報器を鳴らしていたが、この韓国人観光客は制止を聞かずにバリケード内に侵入し、カフェから列車の写真を撮ろうとした。この人物は、写真を撮ろうとしたとき、走ってきた列車と接触し、その勢いで壁に激突。
幸い列車が徐行運転だったので、この人物は軽傷で済み、そのまま現場を立ち去った。この事故で列車は緊急停止を余儀なくされ、事故処理の間、同地区では交通渋滞が発生した。