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在ソウルのベトナム通信社(VNA)によると、慶尚北道(キョンサンブクト)の北部にある奉化(ボンファ)郡でベトナム村の建設が計画されている。韓国でベトナム村が建設されるのはこれが初めて。
奉化郡のパク・ヒョングク郡長が、在韓国ベトナム大使館のグエン・ブー・トゥン大使との会談で、ベトナム村の建設計画を明らかにするとともに、プロジェクトの円滑な進捗に向けた支援を大使館に要請した。
ベトナム村は、ベトナムと韓国の外交関係樹立30周年を記念して建設されるもの。ベトナムの文化に身近に触れられる機会を作ることで、両国友好関係の一層の促進に寄与すると期待されている。ベトナム村が完成すれば、新たな観光名所となり、既に観光地として発展している白頭大幹(ペクトゥデガン)とともに、奉化郡の社会経済開発にも寄与すると見られている。
計画によると、ベトナム村は敷地面積3万8350m2。敷地内には、文化体験施設、宿泊施設、公演会場などが建設される。年間10万人の集客を見込んでおり、500人の地元雇用創出に繋がる見通し。