(C) vnexpress |
東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市人民委員会は16日、海水浴客用に市内の公共ビーチに設置されているシャワーを利用する際に石けんやシャンプーなどを使用した人に罰金を科すことを決定した。
市は、環境保護分野における行政処分について規定する政令第155号/2016/ND-CPに照らし合わせ、違反者に30万~50万VND(約1720~2870円)の罰金を科す。
公共シャワーがある1街区、2街区、タンタム街区(phuong Thang Tam)の人民委員会は、管轄地域内でのシャワーの利用について監視・検査・処分を強化し、各街区の都市管理部は、シャワー設置場所の周辺に標識を立てるなどして禁止行為の防止策に取り組まなければならない。
同市当局は海水浴客の便宜を図るため、2017年から公共ビーチにシャワーを設置している。シャワーの廃水は海に直接流されるため、化学薬品の利用は海洋汚染を引き起こす恐れがある。
さらに、一部の市民や観光客は、使用済みのシャンプーや石けんなどの包装をその場にポイ捨てしているのが現状だ。