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新型コロナウイルスのオミクロン株の亜系統である「BA.4」および「BA.5」の流行拡大が懸念される中、ホーチミン市保健局と同市教育訓練局は、8月を5~18歳の未成年者向け新型コロナウイルスワクチン接種の強化月間とすることを決定した。
未成年に対するワクチン接種推進および免疫力強化に関する首相指示に基づき、同市の保健局と教育訓練局は29日、市内各レベルの自治体との間で、未成年者向けワクチン接種状況に関する会議を開いた。
「BA.4」と「BA.5」は南部でも既に感染者が複数確認されており、感染力が高いとされていることから、国民とりわけ未成年者の間での感染拡大が懸念されている。現在は学校が夏休み中だが、8月下旬からは新学期が始まる予定のため、8月中に未成年者へのワクチン接種を進めたい考え。
未成年者向けのワクチン接種は、各々が通っている教育施設で実施。学校に通っていない児童については地域の保健当局などが接種会場となる。