(C) thanhnien |
南中部高原地方コントゥム省人民委員会はこのほど、薪を蓄えて嫁入りするジエ・チエン族の結婚など14の因習、風習について、時代に合っておらず、人々の物質的、精神的生活を向上させるために、徐々に廃止していくことを人々に呼びかけるよう、関係機関に求めた。
完全に廃止されるべきなどとして挙げられたのは、民間療法や近親婚、早婚といった6つの因習で、時代に合っていないとして一部廃止、形式変更などを実施するべきとされたのが、薪を蓄えての嫁入りや家畜の放牧、葬式の際に遺体を露出させて安置することなど8つの風習。
薪を蓄えての嫁入りは、同省山岳地帯に古くからある風習だが、薪を蓄えるために長い期間がかかり、花嫁やその家族の健康にも影響するため、風習としては残してもよいが、薪の量を減らして負担を軽減することなどとされている。